この記事では、プリアンブルについて説明します。
LaTeXのプリアンブル(preamble)とは、次のように\documentclass{…}
と\begin{document}
の間の部分のことです。
\documentclass[オプション]{文書クラス}
プリアンブル
\begin{document}
本文
\end{document}
プリアンブルでは、「ページのレイアウト」や「パッケージの読み込み」や「マクロ」など原稿全体に対して影響力を持つコマンドを記述します。
例えば、複雑な数式を利用するためにamsmathパッケージを使う場合、
次のように\usepackage{amsmath}
をプリアンブルに書きます。
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{amsmath} %プリアンブル
\begin{document}
本文
\end{document}
これによって, $\int$ や $\otimes$ などの数学記号が使えます。
なお、amsmathの「ams」はAMS(American Mathematical Society、米国数学会)のことです。