この記事では、ページ番号について説明します。
\pagestyleによって、ヘッダー(ページ上端)とフッター(ページ下端)にページ番号を替えたり、章節の番号や見出しを追加することができます。
\pagestyleはプリアンブルで指定します。
\pagestyle{...}
\pagestyle{...}の{...}
には次の4つがあります。
コマンド | 説明 |
---|---|
empty | ページ番号を一切表示しない。 |
plain | ヘッダーには何も表示せず、フッターの中央にページ番号が表示。(デフォルト) |
headings | ヘッダーに「ページ番号」と「章節の番号と見出し」を表示。フッターに何も表示されない。 ヘッダーにはページ番号のほかに、ページ上部に柱を出力する。 |
myheadings | ヘッダーにページ番号のみを表示。markrightコマンドと markbothコマンドを併用して、好みの情報をヘッダーに表示することができる。フッターに何も表示されない。 |
特定のページのpagestyleを替えたいときは \thispagestyleを使います。
\thispagestyle{...}
このコマンドは(プリアンブルでなく)該当ページの本文内で指定します。
例えば、0ページから始めたい場合は
\setcounter{page}{0}
※初期値は1
\pagenumbering{書式}
コマンド | 書式 |
---|---|
arabic | アラビア数字(1、2、3、・・・) |
roman | ローマ数字(ⅰ、ⅱ、ⅲ、・・・) |
Roman | ローマ数字(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、・・・) |
alph | アルファベット(a、b、c、・・・) |
Alph | アルファベット(A、B、C、・・・) |