この記事では、LaTeXにおいて外部ファイルからの読み込み方法について説明します。
\input】
外部ファイルを読み込む場合は\inputを使います。
例えば、(同じディレクトリ内にある)ファイル「sample.tex」を読み込む場合は
\input{sample.tex}と書きます。
※\input{sample}のように拡張子「.tex」を省略しても読み込めます。
むしろ、省略するほうが一般的です。
次の例はtest.texに対して,
(同じディレクトリ内にある)2つの外部ファイルsample1.texとsample2.texを挿入したものです。
\usepackage{amsmath}\begin{align}
x^2-3x+2 & = 0 \\
(x-1)(x-2) & = 0 \\
x & =1,2.
\end{align}\documentclass[12pt]{jsarticle}
\input{sample1}
\begin{document}
\input{sample2}
\end{document}
$$ \begin{align} x^2-3x+2 & = 0 \\ (x-1)(x-2) & = 0 \\ x & =1,2. \end{align} $$
このように読み込んだ外部文書ファイルが結合されて表示されます。
※\inputコマンドは、どんなLaTeXコマンド、パッケージ、環境も含めて挿入できます。
これによってファイルを独立してテストできるため、メンテナンスが容易になります。
※\inputを使ってファイルを組み込む際、拡張子を含めずにファイル名を指定し、ファイル名の前にパスを追加して他のディレクトリ内のファイルを組み込むこともできます。
例えば、\input{sections/intro}のように指定できます。
\includeコマンド
\includeコマンドでも \inputコマンドと同じように外部文書ファイルを読み込むことができます。
\includeコマンドは\inputコマンドと異なり、コマンドの前後が「改ページ」されます。